2012年3月28日水曜日

MARKET 2012

ストックホルムのGAMRA STANという古い街並の手前にある Royal Swedish Academy of Fine Arts で開催されていた
「 MARKET 」というアートフェアも覗いてきました。


こちらのアートフェアは2006年から北欧のギャラリーが中心となって開催され、美術館に所蔵されているハイクラスのコンテンポラリーアーティストの作品を観ることができました。


石膏像が並ぶエントランス。


二階にはカフェも併設され、小さな子供を連れている人々がくつろいでいました。

 


Tony OURSLER 







コペンハーゲンの V1 Garelly というギャラリーがかっこ良かったです!

konst-ig というストックホルムでアートやデザインの本が一番揃っている本屋さんのブースもあり、そこで素敵な作家の画集を買いました。


 ラグに見せたら、「スウェーデンで一番良い作家だよ!」と言っていました。
ダークでロマンチックな世界です。

4月25日から6月29日まで、Bonniers konsthall の ギャラリースペースで個展があるそうです。観たいなあ!!


会場で配っていたフリーペーパー

ブロッコリーと生姜のスープ。


Bonniers konsthallのレストランで食べたスープがとっっても美味しかった!!

ブロッコリーと生姜のベジスープ。





パセリが混ざったクリームチーズとパン添え。


あまりにも美味しかったので、日本に帰ってからレシピを探して作ってみました。


多分これ

ブロッコリーパルメザンジンジャースー

http://ameblo.jp/rinrepi/entry-10776917015.html

粉チーズもミキサーもなかったので
しかたなく、ブロッコリーは細かく刻み、クリームシチューの素で作ってみたら、まあまあそれっぽくはなりました。しかしやはり既製品っぽい雑味が気になる…。

いつか、ストックホルムで食べた味を再現したいです!

Bonniers konsthall

ラグナール君に “Bonniers konsthall” という、美術館に連れていってもらいました。
T-Centralen というストックホルム中心部の駅から歩いて15分ほどの建物の一階にありました。



“A Trip To the Moon. Before and After Film” という企画展が開催されていて、

フィルムが発明されてからの映像の歴史と、それらを表現のツールとして採用する現代アーティストの作品が紹介されていました。

会場ではチャップリンの無声映画、映写機とフィルムをモチーフにした作品、ブラウン管テレビのインスタレーション(タクシードライバーなどの映画が映されている)や、デジタル3D映像を利用した作品などが展示され、技術的な歴史とアート表現とがミックスされた、とても面白い展覧会でした。

Bonniers konsthall


ショップに併設されているギャラリーでは
Lisa Jonasson というスウェーデンのアーティストの個展が開催されていました。

切り絵の手法で、空間全体にインスタレーションをしたり、平面の作品を作っています。
ポップな色使いですが、世界観は原始的でとても魅了されました。
是非チェックしてみてください!



http://www.lisajonasson.com/




 建物の外は寒い!! 
写真は美術館の入館証のシールが貼られてる電柱です。




 こちらはfinlandのkiasma美術館の電柱w
 

2012年3月23日金曜日

Gallery Steinsland Berliner

スウェーデンで、Gallery Steinsland Berlinerというギャラリーに行けたことが、私にとってとても有意義な事でした。
このギャラリーは Jeanette Steinsland さんと、Jacob Berlinerさんが共同で経営しているコマーシャルギャラリーで、

カルチャーに根付いた若手の作家を取り扱っています。

ストックホルムの街を案内してくれたアーティスト、ラグナール君の所属ギャラリーでもあります。

訪れた日はグループショーのオープニングの日で、とても寒い外とは対照的に、ギャラリーの中は沢山の人で熱気に溢れていました。

オープニングパーティーの日はいつもこんな感じだそう。




経営者のひとり、Jeanette さんと少しお話ができました。(二番目の写真の左側に写っている女性)。

日本のアートシーンはどんな感じ?と聞かれたので私の少ない語学力と知識でお話したのですが、
真剣に聞いてくださって、誠実で素敵な方でした。
他の国のアートフェアなどには出さないのですか?という質問に、
沢山お金がかかりすぎることは今の私たちにはあまり良くない。お金をかけなくても、お互いのリレーションシップで、例えば日本とスウェーデンの作家を紹介しあったりできればいいよね。

的な事をおっしゃってました。...素晴らしい...。

アートフェアで仲良くなった、フィンランドのアーティストランスペースを経営しているkonstaくんも同じような事を言っていました。

自分たちでシーンを作っていくという熱意を感じます。


Gallery Steinsland Berliner (STOCKHOLM)
http://www.steinslandberliner.com/
http://www.facebook.com/pages/Gallery-Steinsland-Berliner/260013887373811



konsta君達のスペース(できたてホヤホヤ)
SIC (HELSINKI)
http://www.sicspace.net/
http://sicspace.tumblr.com/


どちらも機会があったら是非行ってみてください!!

ギャラリーには日本のウェブパブリッシャー「葉っぱの坑夫」さんから出ているラグナールの本も置いてありました!(左から2番目)


ラグナール自身が書いたテキストも載っている素敵な本です!作品の世界感がより広がります!
 http://happano.org/happano_store/SleepingVillage/sleepingvillage.html

2012年3月15日木曜日

Helsinki Contemporary Art Museum "Kiasma"

ヘルシンキの現代アートミュージアム、”Kiasma”では

“Thank you for the music”という企画展を観ることができました。

芸術家や、音楽愛好者、フォロワーであるファンの生活および作品に、
音楽を聞いた経験、ミュージック・ビデオを見た経験、コンサートに行く経験が、どのように現われることができるかについての展示です。(HPより抜粋)

レコードを使ったインスタレーション、

Eduardo Balanza

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Robert Jhonsonというブルースメンの生涯をフューチャーした作品、




David Blandy
小屋かっこいい!

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世界中にあるミュージシャンの墓標(ファンのメッセージが刻まれている)を再現した作品、

Graham Dolphin 
 

while Tree(2010) portrays a tree in the place where Marc Bolan died.


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メタルジャケットやバンドのロゴをドローイングした作品(ムエルテさん興奮)、
カタログより。
Here is a exhibition catalogue.

Kalle Nieminen

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Maria Stereo


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無音の中、モッシュを繰り広げる人々の映像(音楽は流れず、靴が床にこすれる音や人の動きだけが聞こえる)

Fabien Giraud

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エルビス・プレスリーを出待ちするファンの熱狂を延々とミックスした映像。
Susanne Bürner 
「きゃー!きゃー!ぎゃー!」さながらホラー映画www

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などなど。世界共通言語としての音楽が、その人(クリエイターであろうとなかろうと)の
一生にいかに影響を与えるか(自分も含め)を清々しく再認識いたしました。

タイトルはスウェーデンの国際的ミュージシャンABBAの歌より。

Thank you for the music, the songs I'm singing
Thanks for all the joy they're bringing
Who can live without it, I ask in all honesty
What would life be?
Without a song or a dance what are we?

ABBA





Bluesman

ユッカさんは”Black Magic Six”というバンドをやっておられます!




PVも渋い!
Black Magic Six
http://www.youtube.com/watch?v=ksa3tHd7kKI&feature=related

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こちらはブラジルのミュージシャン&ヴィジュアルアーティスト


是非みてみてください!
O Lendário Chucrobillyman
http://www.youtube.com/watch?v=kk6_rBJCKP0&feature=related


ニワトリのブルースなんて!!

北欧旅行記

やっと旅行の写真を整理し終えた。
スウェーデンから帰国したその日には現在参加中のグループ展、「入る旅人 出る旅人」@東京くりから堂
のオープニングにかけつけ、次の日はレンタルのスーツケースを帰したり荷物を整理し、翌日は大学時代の友人の結婚式でみんなで歌い、その足で大阪に行って翌日兄の結婚式。。。

いや〜なんとかなるもんですね。 体力が心配だったのですが、すべて無事に参加する事ができました。

その後はちょっとゆっくりして、
現在は北欧旅行記をZINEにまとめようと思って制作中です。
    →できました!SWEDEKKO の詳細はコチラ




彼女はフィンランドで暮らすヘルカちゃん。
初日にお世話になったユッカさんの愛娘

お宅もめちゃオシャレでしたー。





 Thank you Jukka, Soili and Helka♡

2012年3月9日金曜日

Klara Kristalova




 

 
bad birds



about a well


witch


where the owls spend their days




Klara Kristalova



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