EKKO / SOLO EXHIBITION
"GREAT MOUNTAIN REMEMBER ME"
会期:
4月1日(金) - 5月15日(日)
会場:
ホホホ座浄土寺本店
京都市左京区浄土寺馬場町71 ハイネストビル1階
11:00~20:00
075-741-6501
東京を拠点に活動するアーティストのEKKOが、京都の本屋「ホホホ座」にて一連の絵馬シリーズ (小さい油絵) と、新作のモノタイプの版画作品を展示いたします。
-作家コメント-
2016年は春と夏に、本屋さんという親しみのあるスペースで、展示をすることになりました。
一つは京都のホホホ座。京都のカルチャーシーンを支える方々による本だけを売らない面白い本屋さん。
もう一つは金沢のオヨヨ書林。古い民家を改造した趣のある空間です。
グルジアの絵描きニコ・ピロスマニは飲み屋などの店舗で絵を描く代わりに、ワインと食事をもらって暮らしていたとか。ホームベースから離れた土地での発表を通して、「糧」(食物。糧食。活動の本源。力づけるもの。)として絵画を捉え、共に旅をして共に人とアートが出会える展示になればと思います。
遠くの方は旅行がてらに、お近くの方は是非この機会に作品をご高覧ください。
-タイトルについて-
"GREAT MOUNTAIN REMEMBER ME"
アメリカのフォークバンド、DARK DARK DARK の"Daydreaming"という曲の歌詞です。
兵庫で生まれて幼少期まで大阪で暮らした作家にとって、関西はルーツの土地とも言えます。
記憶は無くとも、どこか懐かしいような気持ちになる故郷のひとつ。街中でも、ふと遠くに目線を持って行くと景色の中に山が見える京都の土地柄。山からの視線にはどこか守られているような安心感を感じました。「山の方が私を覚えているのかもしれない」というアミニズムな感覚に惹かれタイトルにしました。
-紙の仕事-
西洋の絵画構成と、東洋の風土、アイデンティティを噛み合わせた作品として
作家は初期に制作していた紙の仕事に立ち返りました。
木版画や紙版画の技法で描かれたモチーフは絵画の構成要素としてカットされコラージュ技法で再構成されます。素材には自身が10年前に制作したものも使用され、過去との対話にもなっています。鉛筆で新たにドローイングが加えられたそれらの平面作品は、「走馬灯」や「追憶」というテーマの絵画風景を表します。
作家在廊日:4月1日(日)18時〜24時。
※4月2日(月)、3日(火) ご連絡頂ければ在廊いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
EKKO
Etsuko Shirakawa
www.ekkoart.com
ekkoart@hotmail.co.jp