11月7日。少ないアーティスト友達、長谷川有里氏に誘われ、メゾン・エルメス ル・スチュディオで「マイヨ・ジョーヌへの挑戦-ツール・ド・フランス100周年記念大会」英題" Hell on Wheels "を観ました。
これが思った以上に面白かつた!
「1903年より開催するツール・ド・フランスは毎年7月にフランスやその周辺国を舞台に行われる自転車プロロードレース。ゴールに向かってスパートをかける選手たちに、沿道の観客たちは「L’echappee belle(美しき逃避行)」と叫ぶ。(銀座経済新聞より)」
ツール・ド・フランスといえば、自転車に魅せられトレーニングでガリガリになった息子がちょっぴり怖いアニメの「ベルヴィル・ランデブー」を思い起こしましたが、実際の選手たちも、顔はゲッソリ、腕足身体も機能のみにそぎ落とされていて、身体全身で荒い息をするところもそっくり...。けしてアニメのためのデフォルメではなかったんですね...。
ツール・ド・フランスをざっと調べると、
毎年7月に23日間の日程で行われるステージレースは距離にして3500km。
フランス国内でのレースが中心だがイギリス、イタリア、スペイン、ベルギー、モナコなど周辺国が舞台になるステージもある。
平坦なコースだけでなくアルプス、ピレネーなどの厳しい山越えがあり、1日に自転車で150~200kmを移動し、しかも平均時速は40km以上。高低差2000m以上という起伏に富んだコースを走りぬく。その距離と過酷なコース。世界最大の自転車レース。とのこと。
私が観たフィルムはドイツ・テレコムチームを中心に捉えたドキュメンタリー映画でした。レース最中の緊張感やホテルでの全身にわたるメンテナンスが細かく撮られていて、延々と続くコースの走行をノリの良い音楽でしつこいぐらい撮影していました。一番印象に残っているシーンは、山岳地帯の坂。「幅2.5cmのタイヤで時速90キロで下る」そうです...ガーン。「茄子アンダルシアの夏」の空気感も良かったし、いつか生でレースを応援するという夢ができました。
その後は三軒茶屋の waitingroom へ。NYのCinders Galleryの作家をまるごと紹介するとのことでギャラリストでアーティストのSTOも来日してました。意外に若かった!オープニングの模様はこちら!waitさんはいつもオープニング大盛況ですな。ディレクターお二人のお人柄ですな~。
そこで背の高いひょろっとしたサンタクロースみたいな方が会場にいるなーと思っていると、Waitingの山内さんが「あれ Peter Sutherland だよ」と教えてくれました...あれ...なんか聞いた事あるような...つうかZINE'S MATEで買ってお気に入りのPAM BOOKのZINE、" COMING HOME "の作者じゃんけ!わーわー「I'm glad to see you!」握手!「私あなたの写真だいすきです。」的なベタな事しか言えませんでしたが、なんかサッカーチームやってるらしくステッカーもらいました。
アーティスト、写真家、デザイナー、ライター、スケーターなどなどがチームのメンバーのようで楽しそう!以上!
わ−い